「玲くん、此処はクオンと桜ちゃんに頑張って貰って、奥の間とやらから避難するよ!!? もう少しふんばって!!!」
「師匠、大丈夫かい? あっちには百合絵さんが七瀬救助に行ってるから、合流するよ。安心して良いからね!!?」
どくん。
「小癪な…!!! このネコ…ッッ!!!」
「ニャアアアアン」
どくん。
「裏切るか、警護団長!!!」
「裏切りではありません!! 次期当主をお守りするのが役目故!!」
どくん。
熱い。
熱くて、身体が疼く。
芹霞…。
身体が熱くて…。
「紫茉ちゃん、大丈夫!!?」
「大丈夫…です。だけど…ぼっちゃまが心配…」
「師匠…何でこんなに脂汗掻いているんだ?」
「本当だ。熱はないみたいだけど…」
君が…。
僕に触れてる君が、欲しくて堪らない。
何だよ、この…衝動。
「玲くん…大丈夫? 身体辛いの?」
ダメダ。
君を…愛したくて仕方が無い。
「玲くん…?」
トメロ!!!
抱 き た い。
「玲く……きゃっ、何!!?」
「師匠!!!?」
ヤメロ!!!
力尽くでも、僕のモノにしたい。
可愛い啼き声を聞きたい。
ダレカボクヲ!!!
「僕を叩き殺せ!!!!!」
崩壊寸前の理性。
振り絞って僕は叫んだ。

