シンデレラに玻璃の星冠をⅢ


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差出人<aoao@ares_ioa.com>
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宛先<hihi@teraikemen.net>
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呟きのご説明の件
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ストレス溜まったら…
呟き下さい…

とのことです。


先にパス設定をすれば、
セキュリティロックがかかり、
1台1台に設定されてる
アカウント以外からは
見えません…

とのことです。


さらに皆さんのアカウントに
フォローはいません…

とのことです。


一応非公開になっている…


とのことです。


(*- -)(*_ _)ペコリ

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「これは、二宮さんから?」

「だろうね。"とのことです"ばかりの、この微妙に…責任逃れしている、奥歯に何か挟まったような言い方が気になるけど、ボク」

「…最後、謝っているような絵文字に見えるのは、私だけなんでしょうか」




『ラーブ、ラブリー、ひいちゃん!!』



「また来たよ…」


遠坂由香が嘆きながらメールを開いて。


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差出人<aoao@ares_ioa.com>
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宛先<hihi@teraikemen.net>
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呟きのご説明の件2
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徹夜続きでお疲れの上、あちこち
イロイロ忙しい二宮さんが

折角絶賛して薦めてくれるんだから
呟いちゃえよ、YOU~?

(σ`・ω・´)σ

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ぷちり。

女性2人から何かが切れた音がした。


「"YOU~?" 馬鹿にしてるの、蒼生ちゃん!!!」

「絶賛!!? 二宮さんのせいにしちゃうか!!?」



「「二宮さんを忙しくさせているのは、誰のせいだ!!!?」」



叫んだ女2人の顔が、怒りにひくひくと引き攣った。



「「二宮さんの敵は、女の敵だ!!」」



二宮という…顔も見知らぬ人物の肩を持ち始めたようだ。