γ↑Sμγ→SμK◎γ←SμCH□R●CH◇γ□
K◆γ↑SμαNZμN□M↓GααKα←Z◎Tα
βεTαβεK□γ←Sμγ↓Sμγ↑SμK◎γ↓S
μCH○γ□CH□γ◆K◇γ←SμSαNSH◎
N○TSμYμGαα○↑Z◎N□MεN◇MεK
□γ↓Sμγ↓Sμγ←SμK◎γ→SμCH●γ◇
CH□R○K◇γ←SμβμD◎μN○HαNα
GαSH↓γ◆→Z◎YμγεYμγεK□γ↑Sμ
なんで、8行に分れているのか。
なんで――、
「記号か?」
僕は目を細める。
アルファベットの「O」を示す記号は「◎」「○」「●」「□」「■」「◇」「◆」。
7種は同一のものを意味している。
アルファベットの「I」を示すのは、「←」「↑」「→」「↓」。
4種は同一のものを意味している。
どうして種類を変える必要があったのか。
変えることに法則性があるのだろうか。
「そういえば、1枚目の紙にも氷皇の矢印あったよな。ええと、"←では☆"。あ、☆か。だけど矢印……違和感あるよね」
「この左向きの矢印がヒントになるんでしょうか?」
「行ごとにみたら、ないのもあるよね……」
中途半端な歌詞が、8つに区切られていて。
そこに共通するのは……。
「記号の「◎」だよね。ドーナツ型。ついつい、黒い記号に目はいくけれど、不定期だし。それになんとなく蒼生ちゃんの手紙をこなしていったら、多分これはフェイクだなって気がする」
「おお、神崎!! 君も邪気眼が目覚めたのか!?」
「ええ、そうかな、そうなのかな!?」
「静かに優しく、眉間を拭けよ。目覚めつつあるのは赤ん坊みたいなものなんだからな」
「うん、わかった」
眉間の拭き方を、直接指導を受けている芹霞を見て、桜が戸惑った顔を僕に向けてくる。
「………。直感が冴えるのなら、なんでもいいや。僕達の手に及ばない不思議な世界に、足を踏み込んでいるみたいだから、そっとしておいてあげよう。なんだか嬉しそうだし……」
「……はい」

