「秋晴くん。裕美ちゃんじゃなくて。お姉ちゃんを、付けなさい。」 全く、何で私が子供にこんな事をされているのよ。 情けない・・・。 「何で?僕とキスをした、仲になったから良いじゃん!」 無邪気に、はしゃぎながら言う秋晴くんが少し佑樹に似ていた。 「あんなの、キスをしたなんて思ってないから。私、午後から仕事だからお昼ご飯をすましたら学校に行きなさい。」 私は、そう言ってシリカちゃんの伝言でカレーライスを作り始める。