「じゃあ。」と先輩に別れをつげ

いつの間にか 

見えなくなった可愛い子に

追いつくようにと

靴箱から飛び出すと



靴箱の影からあらわれた何かに

ぶつかってしまった。


「きゃっ」



あ 今の可愛い悲鳴は

あたしじゃないです。