「う、嘘なんかついてないよ、ボク……。ランドセルは教科書入れるのに便利だから使っているだけで、ふえぇ、嘘なんかついてないのに……」
「ご、ごめんねっ。いや、今は高校生でもランドセルの時代なのかぁ。確かに教科書入れるには持ってこいだねっ。あー、それはそうと、ベリーちゃん。車にお乗りよ」
「んー」
どこかで疑っているのか、なかなか車に乗らない苺ちゃんに、強行手段。
辺りに人はいないし、拉致しようが誰にもバレない。
苺ちゃんの腕を掴み、抱き上げるようにしてお尻をがっちりと持ったわけだが。
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