「おにいちゃん、いい匂いがするね。ボク、このまま眠っちゃいそう」
『無防備になれるほど、君に心許しているよ設定』で、隊長の膝が折れた。
「ぐふぅっ」
「「「隊長ぅ!」」」
「な、なんの、これしき、ぬんずばあ!」
プルプルな膝でも立ち上がった隊長。奥歯が欠けるほどに、気合いを入れる。
「おにいちゃんがいると、安心できるな。このまま、ずっと……このままだったらいいのに、ね」
「ぶはああぁっ」
「ああ、隊長が倒れる!」
「い、いや、見ろ!膝立ちで歩いているぞ!」
「すげぇ、すげえよ、隊長!苺ちゃんを保健室に連れていきたいが一心で、そんな荒行を!」
「あんな血まみれになっても、倒れないだなんて!血まみれなのにっ!」
鼻から。
「皆の衆、萌えさえあれば、人は生きていけるのだ。ノーモエー・ノーライフッ」
「「「一生ついてきます、隊長!」」」


