「理久」

「先輩」


俺たちは、どちらからというのもなく、自然と唇を重ねた

どんどん深くなっていくキスに夢中になっていると、いつの間にかベットに押し倒され、ボタンを一つずつ外されていた


先輩の唇は、俺の首筋へと移動し、外されるボタンに沿って流れるように動く



「今日もさ、どうせ親いないと思うし、泊まってってよ」

明日の朝までずっと理久と居たい


先輩は、俺の耳元でそう囁くと、耳を甘噛みする


「..ん...俺も、先輩の近くにいたいです」

「じゃあ、決まり」


そう言われ、俺は先輩に体を預けた