「美紀っ・・・・・」 名前を呼んだ瞬間-------------------------- 美紀がフラッと俺の目の前で倒れこんだ。 「えっえ・・・ 美紀!?」 急な出来事に俺は混乱していた。 まずは保健室に運ぼうとしたその時 隣からスッと腕がのびてきて 美紀を持ち上げていった。 「・・康太・・?」 「晃・・・・保健室行くぞ」 美紀を持ち上げていったのは康太だった。 康太のこんな険しい顔は初めて見た。