課長の乗った飛行機が、滑走路へと動き出した。 行ってしまう...。 彼が...行って...しまう...。 一気に加速する鼓動。 そして。 ゴォーという激しい轟音と共に、機体が飛び立った。 大きいはずの機体が、あっという間に小さくなってゆく。 いとも簡単に見えなくなって。 その後も、私はしばらくその場を動けず、課長が消えていった真っ青な空を眺めていた。