見つめ合う二人。 本能で美空を欲する。 抱きたい。美空が欲しい。 でも、美空は?美空の気持ちを聞きたい。 美空も俺を感じたいと言ってくれた。 なのに...。 美空の言うとおり、明日は告別式だ。 美空の言いたいことは分かる。 こんな時に、抱き合うなんて許されない。 でも、抑えられないんだ。今すぐ、お前をこの手に抱きたくて。 想いを彼女にぶつけると、それに応えてくれた美空。 俺達の心が――――通じ合う。