いつの間にか杏里さんのアパートに着き、外階段を上がって行った。アパートは二階建で、その2階に杏里さんの部屋はある。ちなみに俺んちもアパートだけど、メゾネットとかいうタイプで、狭いが二階建ての一軒家みたいな間取りになっている。
ドアをノックすると、少ししてドアが内側から開いた。
「ハル君! いらっしゃーい」
「あ、こんばんは」
杏里さんは俺を“ハル君”と呼ぶ。そんな呼び名には慣れてないから、すっげえ気恥ずかしいのだが。
杏里さんは湯上りらしく、髪がまだ濡れている。素っぴんの顔は職場の時より少し幼く見えるが、シャンプーとか石鹸の香りが熱と共に杏里さんの体から漂っていて、かなりそそられる。
「寒かったでしょ? お風呂であったまって?」
うーん、風呂もいいが……
「それより、杏里さんに温めてもらいたいな」
ドアをノックすると、少ししてドアが内側から開いた。
「ハル君! いらっしゃーい」
「あ、こんばんは」
杏里さんは俺を“ハル君”と呼ぶ。そんな呼び名には慣れてないから、すっげえ気恥ずかしいのだが。
杏里さんは湯上りらしく、髪がまだ濡れている。素っぴんの顔は職場の時より少し幼く見えるが、シャンプーとか石鹸の香りが熱と共に杏里さんの体から漂っていて、かなりそそられる。
「寒かったでしょ? お風呂であったまって?」
うーん、風呂もいいが……
「それより、杏里さんに温めてもらいたいな」