もし吉田栞がOKしたら、俺はあまり好きじゃないが、カラオケにでも連れてくか……と思ったが、
「あの、せっかくのお誘いなんですが、今日はもう帰ろうと思います」
やけにバカ丁寧に断られた。断られはしたが即答ではなく、一瞬の間があったから少しは脈がありそうな気がする。という事で、
「そう言わずにちょっとだけ、いいだろ?」
更に押してみた。ところが、
「すみませんが、帰ります」
キッパリと言われちまった。しかも、吉田栞に睨まれてしまった。
どうやら吉田栞は怒ってるらしい。こいつの怒った顔は初めて見たが、ちっとも怖くなかった。ていうか、むしろ可愛いっつうか……
「チッ。“早く帰らないと、ママに叱られる”ってか?」
つい、そんな憎まれ口が俺の口から出てしまった。更に怒るだろうと思ったのだが……
「うふふ」
なぜか、吉田栞は微笑みやがった。
「あの、せっかくのお誘いなんですが、今日はもう帰ろうと思います」
やけにバカ丁寧に断られた。断られはしたが即答ではなく、一瞬の間があったから少しは脈がありそうな気がする。という事で、
「そう言わずにちょっとだけ、いいだろ?」
更に押してみた。ところが、
「すみませんが、帰ります」
キッパリと言われちまった。しかも、吉田栞に睨まれてしまった。
どうやら吉田栞は怒ってるらしい。こいつの怒った顔は初めて見たが、ちっとも怖くなかった。ていうか、むしろ可愛いっつうか……
「チッ。“早く帰らないと、ママに叱られる”ってか?」
つい、そんな憎まれ口が俺の口から出てしまった。更に怒るだろうと思ったのだが……
「うふふ」
なぜか、吉田栞は微笑みやがった。



