令嬢と不良 ~天然お嬢様の危険な恋~

「栞、俺達は人の事なんか気にしないで、俺達のペースでやって行こう?」


栞は、悠馬の腕の中でコクッと頷いた。


「肩が冷たくなってる。何か着ないと風邪引くぞ?」


今度も栞は頷くとばかり思った悠馬だったが、意外な事に栞は悠馬を見上げ、首を横に振った。


「ん?」

「私……、悠馬さんに温めてほしい」

「え?」

「…………抱いてください」

「栞……?」


悠馬を見つめる栞の顔は真っ赤だが、瞳は真剣そのものだった。


「栞、もうそんな無理をすることはないんだよ?」

「無理したいんです。二人のために……」

「………いいのか?」


栞はコクッと頷くと、そっとその目を閉じた。


悠馬は、栞のピンク色したサクランボのような唇に、自分のそれをそっと重ねてた。そして、初めは触れるだけのキスから、徐々に深いキスへと移り、栞の口から甘い吐息が漏れ始めると、悠馬は栞の体を軽々と抱き上げ、大きなベッドへ横たわらせた。


「綺麗だ……」


一糸纏わぬ栞の裸体は、雪のように真っ白で、悠馬の目には眩しい程だった。


「恥ずかしいです……」

「怖くないか?」

「少し……。でも、大丈夫です」

「優しくするから」

「はい……」


悠馬も服を脱ぎ捨て、若い二人の体は、やがてひとつになった。



おしまい!


書いててとっても恥ずかしかったんですが、二人を祝福していただけたら幸いです。
最後までのお付き合い、ありがとうございました。


2013.6.25 秋風月