その後、私達はお祖父様と昼食を食べた。本当は早川家の人達も一緒のはずだったのだけど、あの人達は帰っちゃったから、4人だけの寂しい昼食会になってしまった。
残った私達も、本当は昼食を一緒に食べるような空気ではなかったのだけど、せっかく使用人の人達が用意してくれたのに食べないのは悪いから、という判断だった。
お祖父様は、あれからずっと無口で、苦虫をかじったようなお顔をしている。お料理はとても美味しいはずなのに、それを味わうどころではなかった。
「親父……」
その重苦しい沈黙を破ったのはパパだった。でも、お祖父様はパパに目を向けたものの、やはり無言だった。
「栞と俊樹君の件は、なかった事にしてもらえますか?」
パパはいきなり核心を付いた。しかもキッパリとした口調で。
私はパパを見直しつつ、スーッと不安が払拭されていく思いだった、のだけども……
残った私達も、本当は昼食を一緒に食べるような空気ではなかったのだけど、せっかく使用人の人達が用意してくれたのに食べないのは悪いから、という判断だった。
お祖父様は、あれからずっと無口で、苦虫をかじったようなお顔をしている。お料理はとても美味しいはずなのに、それを味わうどころではなかった。
「親父……」
その重苦しい沈黙を破ったのはパパだった。でも、お祖父様はパパに目を向けたものの、やはり無言だった。
「栞と俊樹君の件は、なかった事にしてもらえますか?」
パパはいきなり核心を付いた。しかもキッパリとした口調で。
私はパパを見直しつつ、スーッと不安が払拭されていく思いだった、のだけども……



