有夏side

アツっ

さすがに夏真っ盛り。

プールサイドは暑い

すると
椎名「峰崎さん。俺なんか飲み物買ってくるから
   ここ座ってて(最高の笑顔)」

私「わかった。」

なんだ。あの無駄に明るい『最高の笑顔』は。

にしてもこんなん少女漫画によく出てくる

シュチュエ―ションだよね。

でー、たしか…待っててねって男が離れたすきに…

私の肩にそっと手が触れようとしていた。

「ねぇね…

「てやっ!!」

ドサッ

ふつ―はナンパが来るというのがおきまりだ

男「ありえねーし」

去っていきました。


家の関係上、護身術は心得ている

だから後ろから突然来た場合は投げる

これが癖となっている

しょうがないのだ

この癖のせいでいままで何回彼氏にフラれてきたことだろう。涙

「顔はかわいいのに、中身が…」

「男を投げ飛ばすとか、顔はかわいいのに…」

「いい加減、お前分かれや。好きなんならきづくやろ。まじない。萎える。」

いろいろ言われた。


ポン

「冷たッ」

私の額に突然乗せられた紙コップ

椎名だ。

「りんごジュース。もってきたよ。」

リンゴジュース。嫌いだ。あんなクソ甘いもの。

蟻にでもあげとけ。

「いらない。私甘いの苦手っていうか嫌いだから」

断った

だが