ここは僕が生まれた砂漠の王国。 国から一歩でも外に出れば、そこには広大な砂漠が広がっている。 時々、この国は僕には少し狭すぎるように感じていた。 でも僕はこの国に生まれてよかったよ。 彼女に……サナに出会えたのだから。