告白してくれたのは稜からだった。 『オレ、木下のこと…好きなんだけど。』 『え……?』 それは高校2年の5月のこと。 体育祭の打ち上げの時だった。 わたしも稜のこと、気になってたからOKした。 すごい嬉しかった。 だけど、そんな幸せな日々が終わったのは 半年後のこと。