一週間前のあの日は、憎しみと怒りが入り混じった目で自分を見ていた。 けど今は… 「なな…」 それとは比べものにならないくらいの、 穏やかな目。 「レオ…」 だから、私もたった1人で、レオの待つ屋上へ来ることができたんだ。 ここから、レオが優しい目で、私を見てくれていたから…。 そっと、レオのもとへと歩み寄っていく。