「あいつらの、ななの戦闘能力を記録したデータをすぐにまとめろ。 早速、新しい人造人間の開発に入れ。」 「は、はい…」 未だ放心状態の部下たちに、レオは淡々と言葉を投げかけた。 「レオ様、あの人造人間どもはどうしますか?」 「…。」 1人の男が指さす方向には、先ほどななと闘った人造人間たち… 「あれは、もう用無しだ。 データを取り次第、全て破棄しろ。」 「…了解、いたしました。」