あまりの翔との近さに、あたしは思わず身を固くする イスに座るわたしの後ろから伸びる手が、優しく教科書の文字をなぞる 「ここの公式は、まずXにこの数字をあてはめて…」 すぐ後ろから聞こえる翔の吐息が、 耳をくすぐる… な、なんかこれ 後ろから抱きしめられてるみたいなんだけど…