そして、ふと窓の外を見た。 グラウンドでは、たくさんの人達が部活をしていた。 俺も部活入ればよかったかな…。 そんなことを思っていると、後ろから声をかけられた。 「あれ、修二じゃん。」 そこにはバックを持って、だるそうにドアの近くに立っている翔の姿があった。 「なんだ、翔か…。」 「なんだとはなんだよ!!あれ、今日遊ぶんじゃねーの??」