気のせい…だよ…な?? そう思っていると、海は俺の手を握って、「よろしく。」と、一言だけ言った。 やっぱ俺の気のせい…か。 俺は、少しほっとした。 「まぁ、こんなとこで話すのもあれだからさ、屋上行こうぜ!!」 翔の提案で、俺たちは屋上へと足を運んだ。 「やっぱ屋上はいいなー!!」 翔が叫んでいるのを無視して、俺たちは近くのイスに座った。