男達は体力がないのか、すぐに追いかけるのを諦めた。 そして、俺んちに着いた。 すると、翔は、俺が繋いでいた手を振りほどいた。 「なんで、助けたんだよ!!」 「んなのあたりまえだろ!!友達なんだし、あんなとこ見たら、普通助けるだろ!!」 俺は、ついイライラして大声を出してしまった。 「わりぃ…。とにかく、今日は俺んちに泊まれ。帰ったら、また借金取りいるかもしれないし。」 「あぁ。わりぃな…。」