BLUE WORLD








俺は強くそう言いきった。


「俺が会ったのは黒蝶だ。」


「なんでそう言いきれるんです??」


「黒蝶は俺に『この世界を変えてみろ』って言ったんだ。」


「本当ですか!?」


「俺はこの黒龍を全国No.1にしてみせる。」


俺は夜空に浮かぶ月を眺めた。


「全国ですか……………悪くないですね。」


「連いて来てくれんのか??」


「哲平もそんな事…………言えるんですね。」


「ハッ??」


「いえ、前はどこか俺たちにも一線を引いてるようにしか見えなかったんです。」


そういって、俺と話している…………舜弥は淋しそうに俺を見た。


あぁ。俺は今まで何を見ていたんだろうか。


仲間の不安にも気が付いてやれないなんて…………。


「悪りぃな。舜弥。」


「良いです、哲平が謝る姿なんてそうそう見れないですから。」


その言葉はどこか明るくて、でもさきの淋しそうな表情はどこにもなく。


嬉しそうに舜弥は笑っていた。


それから、仲間と話すことが俺には多くなった。


そのおかげで俺は本当に黒龍を全国No.1にすることが出来た。


その中では、竜呀。悠葵に逢えた。


俺の中ではもう黒龍がかけがえのないチームになっていた。