「嗄綺はどうしてそんなに無防備かな…………。」
大袈裟に溜め息を吐かれた。
「ワザと無防備にしてるのくらい分かってるくせに。」
「…………。」
「図星??」
あたしはゆっくりと悠矢先輩に抱きついた。
「ちょっ!!!!嗄綺、離せ!!!!」
「なんで??」
下からゆっくりと見上げた。
「っっ\\\\\\\」
「顔、真っ赤。」
あたしは悠矢先輩の耳元に口を近づけた。
「嗄綺っ、本当に離せってっ\\\\\\\\」
「悠矢…………。」
「っっ!!!!」
「…………好きだよ。」
「嗄綺っ!!!!」
すると、あたしの身体は勢いよく悠矢から引き離された。
「いきなり、呼び捨てにするなよ。」
「だって2人の時は『先輩』って呼ばれるの嫌だって言ってたじゃん。」
「そうだけどっ!!!!」
「じゃあ、もう呼ばない。」
「嘘です!!!!」
「…………。」
「なぁ、嗄綺。」
あたしの冷たかった背中にぬくもりが広がる。

