BLUE WORLD









それから……………程無くして悠矢先輩があたしを迎えに来た。


「嗄綺っ!!!!」


肩で息をする悠矢先輩。


そんなに息を切らせてあたしに逢いに来なくていいのに。


「早く行こうぜ!!!!」


「どこにですか??」


「さっき紙に書いただろ??」


「本当にそこに行くんですか??」


「あぁ。あそこなら誰にも邪魔されないからな。」


「何も邪魔されるようなことはしないでしょうが。」


「何言ってんだ??俺は嗄綺と愛を深めるために。」


「誤解を招くので行くのを止めます。」


「嘘だよ!?!?ごめんなさい!!!!」


「ハァー。」


「そこで盛大に溜め息をつかないでくれる??俺、悲しいんだけど。」


「そうですか。」


「冷たい………。」


「波奈、あたし悠矢先輩と行くところあるからじゃあね。」


「うん!!!!」


「後で詳しく説明するから。」


「分かった!!!!行ってらっしゃい!!!!」


それからあたしはゆったりと荷物を片手に悠矢先輩と歩いた。