「…………なら、しょうがねぇ~な~。」
いつもの竜呀に戻りましたね。
「はい、待っててください。」
カタカタとキーボードを打つ音が静かに鳴り響く。
「なぁ、舜弥。」
また、竜呀が話しかけてくる。
「はい??次はなんですか??」
「…………真純さんの住所ってどこか調べてくれ。」
思わず、声を失った。
「なっ…………。」
「分かってる、先代の住所を聞くなんてありえねぇことは。」
竜呀の瞳が俺に何かを語っている。
「…………知って、どうするんだ??」
「おいおい、ここで本性出すのかよ。」
「うるせぇ、早く答えろ。」
「…………棗の憧れてる人が誰か知ってる真純さんに聞きにいくんだよ。」
竜呀が俺から目を逸らす。
「お前がやることじゃないだろ、それは「ガンッ!!」」
「良いから、早く教えろよ。」
大きな音と共に、ガラステーブルがひび割れる。
「……………お前は哲平じゃないだろ、この問題は哲平本人に任せろ。」
睨み合いがお互い続く。
それに終止符を打ったのは………。

