俺は今日も屋上にいた。 空は俺を癒してくれる。 素直にしてくれる。 だから、今日も空に向かって言うんだ…。 「好きだ、沙那…」 どれだけ女と遊んだ? わからない。 なのにお前を忘れられなかった。 もう、どうすることもできねーや。 ―ガチャッ― 誰だよ? 「光希…」 そこにいたのは、 毎日毎日ずっと想い続けてた人…。 沙那だった。