俺は、沙那を忘れると決めた。 もう何もかもがどうでもよかった。 寄ってくる女を拒もうともしなかった。 ただただ女を受け入れては、沙那を忘れた。 そんな汚れたら毎日を、俺は過ごしてた…。 「光希くんっ!」 女と遊んでいると聞き覚えのある声が、俺の名前を呼んだ。 「…舞」 前とは違う、荒れた俺を見て舞は、言葉を失っていたようだった。 だけど… 「光希くん、やめて?」 「……」 「こんな光希くん、見たくないよ…」 その言葉で、俺の中の何かがプツンとキレた。