中学時代に始まった、私の恋。 もう既に誰かのものだった先生を、好きになった私。 自分の感情の赴くまま、突っ走った恋。 ただ追いかけていた、大好きな先生の背中。 もう追いかけることすらできなくなっても、 届かなくて、見えなくなっても… それでも想い続けた。 何度も何度も、 先生に抱きしめられたときの感触を思い出し、 何度も何度も、 先生が呼ぶ私の名前を欲しがった。 そして、先生の声も顔もはっきりしなくなった頃…。 運命の再会を果たしたんだ。