おでこが、なんだか冷たくて気持ちいい。


目をそっと開けると、目の前にはジャージ姿の先生が、私のおでこに手をあててくれていた。


部活が終わってから、すぐに来てくれたんだ。


「よかった。ちょっと下がったな…。」


先生は、微笑んだ。


私も、布団の中で微笑む。



先生の手が、おでこから布団の中の私の頬に触れる。



「キス…していい?」


先生のそんな言葉にとろけそうになる。


「風邪、うつっちゃうよ…。」


近づく先生の顔と唇。


私は、先生の首に手を回す。


「別にいい…。」


私たちは、保健室で深いキスを落とした。