「飴子…大丈夫?」

鞠は頭を抱えて縮まる飴子の肩を抱く。


「あが…いだい゛…」




「……プッ」

くつくつ…と我慢しながらも笑う声。


ギロリと飴子は涙目で隣を睨む。



「笑うな!金持ち眼鏡!!」


「くくく…天井くらい考慮してほしかったものだ…くくく…っ」


笑い上戸か?コイツ。

飴子はギリ、と歯を食いしばる。




飴子は飯田の隣に腰を下ろすと
それと同時に飯田の足を踏みつぶしてやっろうと瞬時に企んだ。


牛乳のおかげか白く細い膝が綺麗に飯田の足元に下ろされた。



鞠は止めに入ろうとしたが
間に合うわけがなかった。