昼休みになっても、女子たちは相変わらず群がってくる。


"お弁当一緒に食べよう"とか"一緒に帰ろう"とか。


俺が食べたいのはレイナの弁当だし


レイナと一緒に帰りたい。


大声で言えたらどんなにいいだろう。


昼休みになるたび


何処かに消える君の後ろ姿をみながら


心の中でそう叫ぶんだ。