私の恋の相手は幽霊くん。



テストも終わって、
私と凛子は近くのカフェに来ていた。


「篤真くんとはどう?」


「なーんも?」


進展なんてない。


私が恋をしていても、
向こうがその気になることはない。


私たちは、約束を守るためだけの仲。


お父さんと会ってしまったら、
私たちは終わってしまうんだ。


「そっかぁ」


「そういう凛子は?」


「んー、あたしは…」


「ん?」


「今度、ライトアップ見に行くの!」


「すごい進展じゃん!」


「冬ってそう言うのがあるからいいよね」


そう言って笑う凛子は幸せそう。


2人が両思いになればいい。


そう、素直に思えた。