少しずつ、私の周りは いつも通りに戻りつつあった。 そして、 私は未だに篤真のお父さんを探している。 いつでも、篤真が戻ってこれるように。 ここまで尽くす理由がわからない。 だけど、 会わせたいと伝えたいと思う。 「ちょっとー、それあたしの!」 「は?俺のだし」 そう言って凛子のアイスを一口食べる愁。 2人の方がカップルぽい。 「私ももーらお!」 そう言って、私も凛子のを食べる。 凛子は膨れていじけてる。 愁と目を合わせて笑い合った。