そこにいたのは、
凛子ちゃんとその夫の愁って男の子。
凛子ちゃんのお腹は、
こどもがいるとわかるくらい大きくなっていた。
「りーんーこー!」
「結愛!」
「久しぶりだね、元気にしてた?」
「うん、元気だったよ」
となりの夫も笑っている。
「どーも」
俺が挨拶すると、凛子ちゃんが笑顔でこっちを見た。
「ひさしぶり、篤真くん」
「久しぶり。おめでと」
「ありがと」
「篤真…って、結愛の」
「そうだよ、愁。
やっっと恋が実ったんだよ!」
「そっか、よかったな」
夫はゆあの頭をグリグリなでた。
ゆあは顔を真っ赤にして、
やめてーっと叫んでいる。

