【篤真side】
こんなにもかわいいゆあ。
だけど、わくわくしてるのは
先輩にあげるものを選んでいるから。
俺とのお揃いより、
先輩との方が先かよ。
そう、器の小さい俺は思う。
確かに、
付き合い始めて3日目。
先輩の方が明らかに長くいる。
仕方のないことだとわかっていても、
そんなことでヤキモチをやく、自分がキモイ。
「ゆあ、俺たちもなんかお揃いのもの買おうか」
不安そうに、なにかしたのかを聞いてきたから
おれはそういった。
「…」
「いや?」
「ぜ、全然!むしろ嬉しいよ!」
そう、笑顔で顔を赤くしながら言うゆあ。
そんなゆあを見たら、
俺はすぐに機嫌をよくするばかで。
「なら、いこうか」
俺たちはシンプルな小物ショップへ向かった。

