2人は手分けして探し始めた。 そして、女の子はこっちに来た。 …また、泣かせてしまう。 そう思って、資料にまた目を戻した。 「…篤真?」 震える声で俺の名前を呼んだ。 きっと、彼女の中では不運の出来事。 同じ会社に務めていたのだから。 「…す、すみません」 そう言って俺のいる列を飛ばした。 「ねぇ」