恋はいっぽから!








型にハマるのが嫌いな私も、この日ばかりは……




しっかりとブラウスのボタンを留めて。



「うっ…。」



リボンをキュッと締め付けて。


「ぐえ……。」



カッチリと窮屈な制服に袖を通し……、






「……………。」





ふわりとウェーブのかかった髪を下ろす。








せめて……、



この日だけは、誰が見ても……





立派な卒業生に見えるように…………。