「………それから……」
「……。まだあるの?」
「エエ。」
お次はお腹へと手を入れて……。
ちと、ほこほことするソレを……取り出す。
「…………。チャラララン♪『ニシハルノ~トぉ~』!」
「…お前はドラ〇もんか。」
彼は淡々と、素早いツッコミを披露するけれど……。
その顔に…笑顔はない。
「………。これはお前の…」
「貴方の手で…!捨てて下さい。」
「…………!」
「……そこには沢山の思い出が詰まっていて…、どうしても、私には捨てられなかった。もう、必要はないものだと言うのに………。」
「……………。」
貴方に返すもの……その3。
これを見る度に、
元気が出た。
苦しい受験の日々も…乗り越えることができた。
沢山の愛と、
沢山の勇気を与えてくれた……
『ニシハルノート』。


