恋はいっぽから!








「……それと……、もう一つ。」







今度はジャケットのポケットへと手を入れて……。





手にしたそれを握ったまま。





ニシハルに向かって、真っ直ぐに腕を伸ばす。





「……………。」





彼が差し出した大きな掌の上に、



私の手から解放されたソレが……




小さく、光を放つ。










貴方に返すもの、その2………。











あなたがくれた……





小さな幸せ。




ドキドキと、わくわくを与えてくれた……




希望の光。









『ダイヤのネックレス』。