「……では…、先生方。本日は大変ご迷惑をおかけしました。……あと……、ありがとうございました!」
私はペコリと。
先生方へと…頭を下げる。
「ハル。」
「仁志先生!」
女性陣がニシハルに合図を送ると、彼はふうっと息をついて……
「………。悪かった。家まで…送ってく。」
半ば強制的に言わされたとバレバレなくらいに棒読みで…謝った。
「……別にもう大丈夫です。ピンピンしてますよ?」
「いーから。電話で済むところをわざわざ来たんだし。…それに…、雪だって降ってるのに、お前はなんでまたそんなに薄着なんだ。」
「……………。」
ニシハルの目線が……、私の首元で止まる。
「……まあ…いいけど。とにかく、送っていく。」
彼はそう言って…帰り支度をはじめると、
「すみません、お先に失礼します。」
先生方へと…挨拶した。


