恋はいっぽから!








ゴールテープを切ると…(※職員室の扉を開けると…)




「……はぁ…、はぁ…」



そこにいる沢山の観衆の目が…(※教員の目が…)




一斉に私の方へと向けられた。




「三船さん!!」



「………!!徳光さん…!(※小松クニ子)サ……、サライを早く…!」



「……?…待ってたわ。……どうだったの?」



「…………。90キロ地点くらいから足が鉛みたいに重たくなって…前に進めなくなって……ゴールできないかと思いました。間に合って……、良かった!!」




「……………は?」




徳光さんは、彼に似つかわしくない表情で……



私をじっと見る。




「……ですから…、今です、今!加山雄〇さんと谷村新〇さんの…サライを歌うタイミングは……!もう…、ムードが台なしではありませんか。」




呆れて「はあ~…」っと大きく溜め息をつくと。





「……馬鹿。先生方みんな…、お前から連絡ないから、ずっとここで待ってたんだぞ。」




ニシハルの愛のムチが、とんでくる。






「……おちょくってないで、ちゃんと…報告しろ。」




「………。ごめんなさい。」





よくよく見ると、そこには…、




3学年担当の先生方全員と、なぜか紺野先生と、産休にはいっているハズの新見先生までもが顔を揃えていて……。



私は、一人ひとりの顔をゆっくりと見渡しながら……





口を開く。





「わたくし、三船一歩は……。〇〇大学の教育学部、数学科に……………合格しま………」





…………………。








「した。」

(↑↑↑注:とんねるずさんの番組タイトルのようにお読みください)