恋はいっぽから!






「……。まだ持ってんの~、アレ。」



「……『アレ』?」



「ニシハルノート。」



「………。……恥ずかしながら…いつもここにしのばせています。」


私は徐に…自分の鞄を指差す。



「…情けないのですが、これを見ると…元気が出るんです。その時夢中で…がむしゃらだった私達がまるで喝を入れてくれる気がして。『まだまだ頑張れる』って。」



「……いいじゃん。一生の…宝物だな。」



「……はい。」



「じゃあ早速書いてよ。」



「今ですか?」



「今でしょ。」



「「…………。」」



「いつやるの?」



「今でしょ。」



「「……。ぷっ…。」」






懐かしいなあ……、高津くんとこうして掛け合うの。



彼は…ずっと何年たったって。


いつ…会ったって。


こうして私を笑わせてくれるのでしょうね……。










私は高津くんに言われるがまま、鞄からノートを取り出すと………。



しばし悩んで、

それから……筆ペンを手にする。



「久々の出番ね、コレも。」



キャップを外し、


ノート見開き1ページにでかでかと…文字を綴った。










「……三船…、いい顔してる。」


隣りの席からじっと視線を送る高津くんが…ポツリと呟いた。



「…そうですか?」



「頑張れよ、応援してる。」



「…はい。ありがとうございます。」




「……この講習終わったらニシハル派遣隊を出動させるから。」



「………!もしや…、高津くん、隊長に昇進したのですか?」



「………いや、ここに隊長(※莉奈)がいても同じこと言うだろーよ?俺らの活躍の場が少なくなってるからさ。旧友としては寂しい訳だ。」



「………。大好きです、高津くん。」



「………は?」



「……もう、大好き。」




「……三船…?」



「………私のことは嫌いになっても、ニシハル派遣隊のことは嫌いにならないで……きゃーっ!」




「み、三船……?」



「……これぞ…グループ愛!(ニヤリ)あっちゃん…、お気持ちお察し致します!」


(注:前田敦〇さんとキン〇ローさんのコラボです)