恋はいっぽから!






「……。ニシハル殿……。わらわはここの看板を頂いて帰るのみなので…邪魔しないで貰えるかのぅ?」

(注:彼女は道場破りになりきっています)







「………。…は?」



「…そなたが彼女の一番弟子というのなら…、相手にとって不足なし。しかし…新参者が正義気取りはいけないのぅ……。どっちが真実なのか、お局…いや、師範に見極めてもらおうぞ……?」



「………………。」



「……既にこちらには味方が3名。そなたに勝算はないのでは……?」




「…………。紺野先生。この茶番…なんとかして。」




「……。仕方ないわねェ……。」



「……!紺野殿!寝返る気ですか!」




「……。馬鹿ね、私は私のやり方があるのよ。勝手にやらせてもらうわ。」



「え~い、ニシハルめが!こざかしい…!成敗してくれよう……!!」




………と、そこまで言った時だった。




「……うるさいわねぇ……。」



魔女は、ニシハルの腕を掴むと……、彼の顔を引き寄せて、それから……




「……これが、真実の証よ。」





チュッと頬に………





……キスをした。