恋はいっぽから!





例え自分が恥を晒すことになろうと…構わないわ。




私の嘘に便乗してくれた紺野先生と、信じてくれた小松先生……、恩に着るわ……。






私がふうっと安堵の息を吐くと………







「……違いますッ!!」




途端に、背後から……、叫び声が………!!!




振り返るとそこには、



「…違うんです、小松先生!!」



息を荒げて、真剣な面持ちで訴える……



莉奈ちゃん。(…と、高津くん)





「り…、莉奈ちゃん?!」




「…噂を聞いて、いてもたってもいられなくて…!!」


ええーと、莉奈ちゃん?


事態はもう解決へと向かっていますが…?




莉奈ちゃんはそんな私の思惑などお構いなしで。




「……いっぽがニシハルに告白したのは……賭けに負けたからなんです!」



………?!



「肝試しでニシハルが驚くかどうかを賭けてて…。で、賭けに負けたいっぽへの罰ゲームがソレ(告白)だったんです。ですから…、いっぽの意思ではないし、紺野先生が負い目を感じることはないんです!私達3人の…責任です。ニシハルにはもうネタばらししていますし、大事になるだなんて思わなくて…!すみませんでした!!」




しん……と、一気に職員室は静まって……。







「……三船さん…、そうなの?」



小松先生の震えた声が……響く。




「……じ、実は……。アハ…。」


こうなった以上は…話を合わせる他ない……!





「……ごめんなさい、私は…気づいていたわ。」



紺野先生は……悪ノリ!!





「……三船さん……?さっきのお話は一体何だったのでしょうね?」


「ふふ…、ねえ?」




ああ………、

雲行きが…怪しいわ。