コンコン……、
キィ………、
バタン!!!
「……あれ?確かこの部屋だって…」
………!この声……!
ようやく来たわね……!
コツ…コツ…と足音が、一歩一歩…、近づいてくる。
リモコンを使って、早速テレビをつけ……
BGMを流す。
「……手の込んだ真似しやがって。」
やがて、その足元が……
私の目の前で…ぴたりと止まる。
……今だ!
勢いよくベッド下から手を出して。
がっちりと……彼の足首を掴む。
それから、それを離すことなく……
ゆっくりと……顔を上げる。
「……ワタシトオドリマセン………、ぎゃ、……………ぎゃあああ~?!!」
見上げた先に。
ぼうっと光り照らされる……ドラキュラの笑顔。
尖った歯が、鋭く…牙を向く。
「……イインデスカ、ボクデ………」
差し延べてきた大きな手を払いのけ、
「い………、いやぁああ~!!!」
本日…一番と言える恐怖の叫び声を上げたのは。
三船貞子……。永遠の18歳。


