「え、ええ……。」
嘘をつくのは心苦しいけれど……、
無理して助けてくれた長南殿の顔を…潰す訳にはいかない……!!
「ほな二人はこれで公認ってことやな!あとは…クラスの親睦が深まったことを記念して。写真撮影といきましょか。二人の周りに集合っっ!!」
オオサカの鶴のひと声に…
皆が、ぎゅうぎゅうと押し合いへし合い集まってくる。
「…一歩、アンタの携帯も貸して。撮ったるわ。」
「……。ハイ、どうぞ。」
「あ、大境。俺のも!」
すかさず長南殿も…携帯を差し出す。
「面倒だわ。ホレ、みんなはよう出し?」
なにがどうなってこういうことになったのやら……。
それでも、ワイワイと楽しく記念撮影は進み……
私はこれまで感じたことのないような、不思議な高揚感を…味わったのであった。


