「それは困ります。これから恐らく自己紹介が控えていますので……。戻らなければ。『友達100人できるかな♪』です。」
「…富士山の上でおにぎり食べるんかいっ。」
大境さんの……
切れ味抜群のツッコミ…!
こ……、これは……!!!
私達はガッチリと手と手を取り合って。
「ウチら……、なんかウマが合う気ぃせーへん?」
「ええ。友達1人目に任命してもいいかしら。」
「改めて言われると気色いなぁ…。富士山は勘弁しといてや?…てか、こっちはアンタがニシハル嫌いってわかった地点で勝手に仲間だと思ったわ。」
…………。
「…え?」
「さっき体育館で副担て聞いた時……、ビミョーな反応しとったで?」
「……!そうだわ。小松先生、仁志先生の姿が見当たりませんが……。」
「……よくもまあいけしゃあしゃあと……!言っておきますが、貴方方二人の名前など既に全校生徒に知られてると思います。よって、教室にいてもいなくても同じ。それから、もうひとつ。大境さんの嫌いな仁志先生は今保健室にいますが……、あなた達のことはよ~~く話しておきますからね。」
「保健室…?どこか具合でも……?」
朝のあの顔色は……やっぱり……?
「………。貴方達に話す必要はありません。」
「別にどうでもええわ。」
……?!
コラ!オオサカ!
余計なことを……。
「オオサカ…。いくらお友達でもニシハルを愚弄するとは許せん……!」
「「…………?!」」
「イッポ、いきまース!」
唖然とする二人をよそに。
私は敬礼を決め込むと……。
「……では!」
踵をかえして……
職員室のドアに、手をかける。
「…アンタ何処に行くん?!」
「……別にどうでもええやろ。」
「エ。…ちょっ……」


